2008/04/26

TATARA メニューの使い方(その1) 日本語訳


Texture(注意:メニューバーの左端に離れてあります)
-Reset
 Textureをデフォルトのメッシュに戻します。
-Load [ファイル名]
 このメニューは一度テクスチャを読み込んだときに表示されます。ダイアログを表示しないで今ロードしているテクスチャを再読込できます。テクスチャを別のアプリで並行して修正する作業をするときに使ってください。
-Load
 オブジェクトのテクスチャを読み込みます。画像は自動的に 512x512 に変更されます。 対応しているファイル形式は JPEG / PNG / BMP / PSD です。
-Save
 テクスチャを保存します。 テクスチャの大きさは 512x512 です。保存できるファイル形式は PNG / TGA です。試用期間では利用できません。

File
-New
 初期状態に戻ります。次の4つのPRIM_TYPE_SCULPTに対応した初期状態があります。

Sphere(スフィア) 従来(球状)の形です,上端と下端が1つの点にあつまり,左右がつながっています。
Torus(トーラス) ドーナツ上の形です。上下がつながり,左右がつながっています。
Plane(プレーン) 板状の形です。つなぎ目がありません。
Cylinder(シリンダー) スフィアの上下が閉じていない形です。左右がつながっています。
※ プリムへの適用時にSphere以外は以下のようなLSLでPRIM_TYPE_SCULPTを指定する必要があります。LSLを実行するのは一度だけで,コピーしてもこのつなぎ目の属性は維持します。(以下のスクリプトの例はトーラスにするものです。このスクリプトは適用すると自動的に消えます)

default
{
state_entry()
{
list src = llGetPrimitiveParams([PRIM_TYPE]);
//PRIM_SCULPT_TYPE_TORUSを適用する
list dst = llListReplaceList(src, [PRIM_SCULPT_TYPE_TORUS],2,2);
llSetPrimitiveParams([PRIM_TYPE] + dst);
llRemoveInventory(llGetScriptName());
}
}

-Load
 スカルプテッドプリムのファイルを読み込みます。利用可能なファイル形式は .tga .jpg .bmp .png .obj .txt です。テキストはTATARAで出力するファイル形式です。
※画像ファイルの大きさは64x64/128x128/256x256/512x512に対応しています。
※ROKURO と TOKOROTEN の出力したテキストファイルとは互換性がありません。ROKURO 33Point ファイルだけが互換性があります。
-Save
スカルプテッドプリムのTGAファイル,3Dツールで利用できる .obj ファイルと ROKURO / TOKOROTEN / MAGE のテキストファイルのいずれかを指定して出力できます。
※TGAファイルの大きさはSetupで指定したサイズで 64x64 / 128x128 / 256x256 / 512x512 のいずれかです。64x64を推奨します。
※.obj ファイルはテクスチャ情報を含み Wings3D とBlender,メタセコイアとファイル交換できます。
-Setup
・Rotation Degree 編集時のRotation(回転)の角度の刻みを設定できます
・Twist Degree 編集時のTwist(ねじり)の角度の刻みを設定できます。
・TGA Save Size スカルプテッドプリムを保存するTGAファイルの大きさを設定できます。
・Copy Protection by transparent プリムを編集可能にするとスカルプテッドプリムのプレビューが表示されます。そこでキャプチャで形をコピーされるのを防ぐため透明にする機能です。
※デフォルトでオフにしていますが,利用を推奨します。
・Relocation to LOD ViewメニューのLevel of Detailで表示解像度を変更して編集をしたとき解像度に関係のないコントロールポイントを自動的に再配置するオプションです。細かい編集を終わっているときにはNoneに,ざくっと形を作りたいときにはby Linearを選んでください。
Exit
 プログラムを終了します。

関連記事