2009/05/29

マグカップを作る その4 カップにマークを!

以下のようなマグカップを作っています。


前回までで形ができましたので,マグカップにマークを入れます。

SOMATOを起動して,FileメニューのLoad Sculpt/OBJを選択し,TATARAで保存したスカルプマップファイルを読み込みます。


TextureメニューのMeshのチェックを外します。


すると,以下のようにプレビューに真っ白なマグカップが表示されます。


このカップに以下の画像を貼り付けましょう。サイズや縦横比は自由です。


SourceメニューのLoadを選択し,このイメージを読み込みます。


すると,以下のように右側のペインにイメージが表示されます。

マグカップが上のように表示されないときには,”4”ボタンをクリックしてください。

イメージの右下のコントロールポイントをドラッグしてイメージのサイズを縮小します。


イメージの中央をドラッグして,イメージを貼り付けたい位置に移動させます。


BAKEボタンをクリックします。


以下のようにイメージが投影されました。

SOMATOはスカルプのメッシュや段差を計算してイメージを投影します。

さらに,イメージを回転させて投影したいときには,読み込んだオブジェクトを回転させます。
TextureメニューのShow Object Rotate Paneをチェックします。


するとプレビューペインの上にObject Rotate Paneが表示されます。


例えば,Yのトラックバーをドラッグすると,カップが回転します。

この機能を使って,スカルプのイメージが投影される面をコントロールすることができます。

SOMATOはテクスチャに影をつけることができますので,以下の図のようにパラメータを設定し,Shadowボタンをクリックします。光はプレビューのカメラの位置からオブジェクトに当てられます。


すると,以下のように影がつきました。


保存されたスカルプマップをTATARAに再び読み込んで,EditメニューのMaximizeを選択し,スカルプが利用できる空間最大になるようにします。


次回は,テクスチャとスカルプマップファイルをインワールドにアップロードしましょう。

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