今回は,テクスチャを作って,インワールドにアップロードし,スクリプトを埋め込んで完成させます。
蝶のテクスチャを64x64で作成し,以下のように回転させます。蝶以外は透明にしておきます。
私は以下のフリーな素材を使わせてもらいました。この場を借りて感謝します。
http://www.sxc.hu/photo/1119646
そして以下の図のように2048x128の透明な画像に上下に並べて先頭にペーストします。
これでテクスチャは完成しました。
次にセカンドライフにアップロードします。スカルプテッドプリムのイメージは画像をアップロードでアップロードします。
アップロードするファイルを指定すると,以下のようなプレビューが表示されます。
イメージのプレビューを変形されたプリムに変更して,期待した形が表示されるかを確認します。
プレビューでは縫い目のタイプを指定できず球形で表示されます。
ロスのない圧縮を使用をチェックしてからアップロードします。
次にテクスチャをアップロードします。
プリムにアップロードしたスカルプを適用します。縫い目のタイプにトーラスを指定します。
すると以下のようになります。
次にテクスチャを適用すると,以下のようになります。
コンテンツタブの新しいスクリプトボタンを押してスクリプトを以下のように編集します。
--
default
{
state_entry()
{
llSetTextureAnim(ANIM_ON | SMOOTH | LOOP, ALL_SIDES,1,1,1.0, 1,0.25);
llTargetOmega(<0.0,0.0,0.3>, PI, 1.0);
}
}
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llSetTextureAnimはテクスチャをアニメーションする命令です。
llTargetOmegaはプリムをローカルで回転させる命令です。プリムを少し傾けて回転させると蝶の動きがより複雑になります。
これで完成です。
スカルプを変形して飛び方に変化を持たせたり,スクリプトを工夫してペットのような動きをつけたりできるでしょう。