SHIBORIとTATARAを使って以下のようなスカルプテッドプリムのチューブトップを作りましょう。
今回はテクスチャは作りません。上のイメージではライブラリのジーンズのテクスチャを使っています。
手順は次のようになります。
1)リンデンのホームページからアバターのOBJファイルをダウンロードする。
2)ObjCutでアバターの必要な部分だけを切り出す。
3)SHIBORIで切り出したOBJファイルを読み込む。
4)スカルプテッドプリムに適用する範囲を設定しシュリンクラップしてOBJファイルに保存する。
5)TATARAで読み込んで最大化し,胸元につなぎ目がくるようにする。
6)一旦保存して,プレーンで読み直す。
7)胸元を編集して保存する。
8)インワールドへアップロードする。
では,まずSecond Life WikiのCreation PortalのClothing TutorialsからアバターのOBJファイルをダウンロードしましょう。
https://wiki.secondlife.com/wiki/Creation_Portal
赤で線を引かれたリンクをクリックしてダウンロードするとavatar_mesh.zipファイルが手に入ります。(20011/01/24 アバターのOBJファイルのリンクを更新しました。)
解凍してOBJファイルを入手します。
SHIBORIで必要な部分をシュリンクラップしやすくするためにObjCutで上半身を抽出しましょう。
ObjCutはOBJファイルを分解したり抽出したり,小さくするツールです。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://rokuro.slmame.com/e547518.html
ObjCutをお持ちでないお客様はこの作業をパスすることができます。
SL_Female.objをObjCut.exeにドロップします。
すると,以下のようなダイアログが表示されます。
"Divided by"グループのGroup Optionを選択して,OKボタンをクリックします。
以下のように,OBJファイルにあるグループが表示されます。
以下の項目をチェックして,OKボタンをクリックします。
-dbdomen TextureGroup_Up
-TextureGroup_Up chest
-TextureGroup_Up lCollar
-TextureGroup_Up neck
-TextureGroup_Up rCollar
すると,SL_Female_Selected.objが出力されます。
次回はこのOBJファイルをSHIBORIにドロップして,チューブトップの原型を作りましょう。
ObjCutを使われなかった方は,SL_Female.objをそのまま使ってください。