2011/06/20

T603 木を作る その1 しくみと手順

TATARA 6.0で4つのパネルにより構成される以下のような木を作りましょう。

この木のしくみを説明します。
つなぎ目のSphereを水平方向にパネル状にし,以下のように4つのパネルが縦に並べます。

そして,3枚のパネルを以下のように重ね合わせます。

そしてパネルとパネルの継ぎ目を重ね合わせて隠します。

すると,パネルが4枚重なった形になります。

全てのパネルのサイズを最大化し,重なっている4枚の内,3枚のパネルを45度づつ回転させると,どの方から見ても木のテクスチャが見えます。

もう少し作りやすく手順を変え,同じ構造の遠くから見ても形が崩れにくい(LODの影響を受けにくい)木を作りましょう。

以下の手順で木を作ります。
1)TOKOROTENモードで円柱をつぶしパネルを作る。
2)ROKUROモードで,1枚目のパネルを作る。
3)Bitmapモードで1枚目のパネルをコピーし,残りの3枚のパネルを作る。
4)Bitmapモードで2番目のパネルを選択し,TSUCHIモードで回転させる。
5)Bitmapモードで3番目のパネルを選択し,TSUCHIモードで回転させる。
6)Bitmapモードで一番底のパネルを選択し,TSUCHIモードで回転させる。
7)スカルプテッドプリムを保存する。
8)作成したスカルプテッドプリムで利用するテクスチャを作る。
9)インワールドにアップロードする。
※4)~6)はほぼ同じ作業ですが,やり方を変えてみます。
このパネルの作り方をマスターすると,幹の部分をMAGEで作り葉の部分をこのパネルで作った2プリムの木を簡単に作ることができるでしょう。

次回から実際の作業しましょう。

関連記事