今回は写真を元にして以下のようなサンマを作ります。
TATARA 5.0でスカルプテッドプリムを作り,SOMATO3.0でテクスチャを作りましょう。
以下の手順で作成します。
1)サンマの写真を撮り,余白をグラフィックツールで取り除く
2)TATARAのMAGEモードで輪郭をなぞる
3)TATARAのWAPPAモードで尾びれを作る
4)TATARAのTSUCHIモードで腹びれと背びれを作りスカルプテッドプリムを保存する。
5)写真とスカルプトマップをSOMATOに読み込んでテクスチャを作る
6)TATARAでスカルプトマップを最大化する
では始めましょう。まずサンマの写真を撮り,余白を以下のように取り除きます。
TATARAを起動してMAGEタブを選択します。
ViewメニューのLoad BackGroundを選択してサンマの写真を読み込みます。
バックグランドイメージは自動的に縦横比が1:1にリサイズされます。
全てのコントロールポイントを選択します。
背景にあわせて全体を反時計回りに90度回転します。全体を選択し,コーナーの近くにカーソルを移動すると回転のカーソルに変わりますから,マウスをドラッグします。
編集ペインの下部にあるEdit LevelをMiddleにします。
以下のようにサンマの輪郭にそってコントロールポイントを配置します。作成した形が下絵からはみ出ないようにすると,SOMATOでテクスチャを作りやすいです。尾びれ以外の上と下のコントロールポイントの水平方向の位置が同じになるようにしてください。
以下のように四角のコントロールポイントを配置します。
編集ペインの下部にあるEdit LevelをNearにします。
以下のように灰色の丸のコントロールポイントを配置します。
尾びれのコントロールポイントの配置を注目してください。
プレビューは以下のように表示されます。
次回は尾びれと腹びれ・背びれを整えます。